学びなおしたいけど、分厚い本はちょっと…という社会人の方に
とにかく簡潔にわかりやすく日本史を学んでいくよ!!
今日のポイントはこちら!
① 日本列島で見つかった人の痕跡!(港川人と浜北人)
② 打製石器や細石器などで大型動物を狩猟する人々!
③ 引っ越しばかりで落ち着かない生活だった!?
日本で発見された最古の人骨は「新人」
更新世の日本列島にも人類が住んでいました。
でも、ほとんど人骨が見つかっていないんです。
なのに、なんでいたことがわかるのって?
それは明らかに人が使用したであろう石器などの証拠がたくさん見つかっているからなんですね。
こんな画像みたことありませんか?
人類は猿人⇒原人⇒旧人⇒新人の順で進化してきました。
このうち、日本で見つかっている化石人骨は「新人」の段階のものです。
それも数例しかありません。
ここでは沖縄で見つかった「港川人」
そして静岡県の「浜北人」などが有名ですね!
打製石器ってなに?
旧石器時代の人たちは、打製石器(=大きな原石を打ち欠いて作った石器。磨いてはない)を使っていました。
石斧とよばれる石を打って刃をつけたものなどが有名ですね。
進化していくと、尖った石器を棒に取り付けた「尖頭器」やさらに細かい「細石器」が使われたそうです。
また、打製石器の材料といえば黒曜石(天然のガラス)が有名だね!
とにかくめちゃくちゃ切れ味が鋭いみたい!
定住はしない生き方
この時代の人々は大型動物を狩って生活していたと推測されています。
住む場所は洞穴やテントみたいな小屋ですね。
実はこの先の時代と比べると、生活していた様子がわかるものが全然残ってないんです。
だからこそ、「同じ場所に住まずに、移動して住んでたのかな~?」と推測されているんですね。
いろいろな場所に住めるなんて、なんだか楽しそう!
でも当時の人からしたら大型動物を仕留めないといけないし、
いなければ追っかけなくちゃいけないしで
引っ越しの連続は苦肉の策だったのかも。
今日はここまで!最後まで読んでくれてありがとうございます!!
引き続き一緒に学んでいきましょう~
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